~ep13~
みなさんこんにちは!
前回のブログ『4月の誕生石ダイヤモンド』は読んでいただけましたか。まだ読んでない方は、読んでいただけると嬉しいです。
ジーンズはストリートファッションの王道ともいえるアイテムですよね。カジュアルウェアとしての人気は高く、はいたことがない人はいないのでは?と思うほどに普及しています。
細身のジーンズできれいめのコーディネートにするのもよし、太めのジーンズでメンズライクに決めるのもよし、といった感じでたくさんの場面で活躍してくれます。
今回から何回かに分け、そんなストリートファッションの王道アイテム「ジーンズ」について詳しく書いていこうと思います!
今回はその第1弾の記事となります✨
デニム生地ってどんな生地?
まず初めに、みなさんはジーンズに使われている生地が何だかご存じですか?
そう、それこそがデニムです。ジーンズそのもののことを指してデニムということもありますが、それは生地の名前からきているということなんです!
まずは、そのデニム生地がどういうものかを書いていきます!
デニム生地とは、やや太めの糸を使用した綾織物の綿生地のことを言います。
タテ糸にはインディゴ染料で藍色に染めた糸、ヨコ糸には染色してない未晒し糸を使います。そのおかげで、みなさんがデニムと聞いてイメージするあの特有の青色ができるんです!
デニム生地は、初めは天然のインディゴを使用して染色が行われていました。しかし、1900年代に安くて扱いやすい合成のインディゴが開発されてからはそれを染料として使うことがほとんどになりました。
1980年代になると、「カラーデニム」が流行し始めます。タテ糸を別の色に染色するだけで生地全体の色を変えることができます。
カラーデニムの流行を受けて、最近では、「綾織物の綿生地全般」を指して「デニム」と呼ぶことが多いようです!
デニムが青い理由
デニムというと、みなさんが1番にイメージするのは、あの特有の青色ですよね?
その青色には大きな理由があります!その理由について書いていきましょう。
デニムの材料として、インディゴで染めた糸が使われていることは先ほどお話ししました! そのインディゴというのは、日本語で言うと藍のことです。
藍色なんて言う色聞いたことありませんか? デニムの青色はもちろん、このインディゴの色があらわれているものになります。
ではなぜインディゴが染料として使われたんでしょう?
それは、「インディゴには虫よけ効果があったから」なんです!
デニムの実用化が進んだゴールドラッシュの時代、採掘場の労働環境では、虫が多いという問題点が発生していました。そのことからインスピレーションを受け、虫よけ成分のあるインディゴで染めれば、ズボンにも虫よけ効果がつくかも!と思ったようです。
残念ながら、出来上がったデニム生地には、虫よけ効果はほとんどなかったようですが…😢
インディゴ自体に虫よけ効果があるとわかっているなら、インディゴそのものを持ち歩けばいいのに!って思う方も多いでしょう。それはちょっと現実的に厳しいものがありました。
なぜなら、インディゴはめちゃくちゃ臭い!からです🤮
確かに、虫も避けていくほどなので、匂いは相当きつかったのだと思います。
みんさんが買ってきてすぐの新品のデニム製品からは独特のにおいがすることはありませんか?
あれがインディゴの匂いに近い匂いです!染料として少し使ってるだけなのに、あれだけ匂いが残るってことは、実物はどのぐらい臭かったのか、想像もしたくないぐらいですね😅
まとめ
今日はデニム生地の誕生について書きました!
デニムが青い理由にはこんな面白いエピソードが隠されていたなんて知りませんでした。身近なところにも知らないことってまだまだありますね!
次回はジーンズの歴史について書いていきたいと思っていますので、また次回も楽しみに読んでいただけると嬉しいです😊

Aidaでは、Twitter、InstagramなどのSNSも設けています!そちらのフォローもよろしくお願いします🙇
公式LINEの追加はこちらから ↓↓↓

「ストリートファッションの王道「ジーンズ」~デニム生地の発祥~」への1件のフィードバック