大阪府の公立高校入試では、英語の大部分が長文問題で構成されています。
そのため、
- 単語は覚えたのに点が伸びない
- 文章が長くて途中でわからなくなる
- 時間が足りない
といった悩みを持つ中学生が非常に多いです。
実際には、英語の得点は長文が読めるかどうかでほぼ決まります。
この記事では、大阪府の高校受験に向けて英語長文のおすすめ参考書をレベル別に12冊厳選し、正しい使い方まで解説します。
大阪府高校入試に必要な長文レベル
大阪の入試で求められる長文力は以下の3つです。
・標準レベルの英文を正確に読む力
・内容を素早く理解する力
・設問に対応する読解力
さらに重要なのは、 「速く・正確に読む力」です。
ただ読めるだけでは足りず、時間内に処理する力が必要になります。
受験で差がつく!中学生のための英語長文の勉強法
英語長文は、「読む量」と「解き方」で大きく差がつきます。
ただ問題を解くだけでは伸びませんが、正しいやり方で取り組めば、短期間でも読解力を伸ばすことができます。
ここでは、大阪府の高校受験で結果を出すための長文の勉強法をわかりやすく解説します。
毎日1題読む
長文は「慣れ」がとても大切です。
最初は時間がかかっても大丈夫なので、毎日1題でもいいから続けることが重要です。
毎日読み続けることで、
- 英文に対する抵抗がなくなる
- 読むスピードが自然と上がる
- 内容をつかむ力が身につく
といった効果があります。
「量をこなすこと」が長文克服の第一歩です。
精読→音読をセットにする
長文は「読むだけ」では不十分です。
- 意味をしっかり理解する(精読)
- 声に出して読む(音読)
この2つをセットで行うことで、読解力が一気に伸びます。
精読では、
- 文の構造
- 主語・動詞
- 接続詞の流れ
を意識して、正確に意味を取ることが大切です。
そのあと音読をすることで、
- 英文のリズムが身につく
- スラスラ読めるようになる
- 長文を速く処理できるようになる
といった効果があります。
「理解+音読」で初めて実力が伸びます。
解きっぱなしにしない(復習が最重要)
長文で一番大事なのは「復習」です。
解きっぱなしにすると、同じミスを何度も繰り返してしまいます。
必ず次のポイントを確認しましょう。
- なぜ間違えたのか
- どの単語・文法がわからなかったのか
- どこで読み間違えたのか
この復習をすることで、 「読めなかった原因」がはっきりし、次につながります。
さらに、間違えた問題は時間を空けてもう一度解くと、より効果的です。
避けたいNG勉強法
- なんとなく読むだけ
- 答え合わせして終わり
- 難しすぎる長文にいきなり挑戦
これでは読解力は伸びません。特に多いのが「読んだ気になるだけ」の勉強です。
内容をしっかり理解せずに進めてしまうと、時間だけがかかり、点数につながらず、苦手意識が強くなってしまいます。
また、レベルが合っていない長文に挑戦すると、理解できずに挫折しやすくなるので注意が必要です。
自分に合ったレベルの長文を選び、理解→復習→音読までセットで行うようにしましょう。
英語長文参考書の選び方【失敗しない3つのポイント】
①レベルが合っているか
長文は「少し簡単」と感じるレベルがベスト。難しすぎると挫折します。
さらに、7〜8割くらい内容が理解できるレベルを選ぶことで、無理なく読解力を伸ばすことができます。
②解説がわかりやすいか
長文は復習が重要なので、解説の質が成績に直結します。
特に、日本語訳だけでなく「なぜそうなるか」まで説明されている参考書を選ぶのがおすすめです。
③問題量が適切か
少なすぎると演習不足になり、多すぎると続けることができません。問題量は、1日1題ペースで回せるものが理想です。
無理なく継続できる量を選ぶことで、毎日の学習習慣が作りやすくなり、結果的に成績アップにつながります。
英語長文おすすめ参考書【12選】
ここでは、高校受験に向けて英語長文を強化したい中学生におすすめの参考書をレベル別に紹介します。
自分のレベルに合った1冊を選びましょう。
【基礎レベル】偏差値〜55
偏差値~55は、英語長文が苦手で、「そもそも何を書いているのか分からない」と感じているレベルです。
この段階では、いきなり問題を解くことよりも、英文の読み方や意味の取り方を理解することが最も重要です。単語や文法の知識があっても、長文になると読めなくなるのは「読み方」が身についていないことが原因であるケースが多く見られます。
そのため、まずはやさしい長文と丁寧な解説がある参考書を使い、「どこで区切るのか」「どうやって意味をつなげるのか」を意識しながら学習していきましょう。
ここでは、長文の読み方と基礎力をしっかり身につけたい中学生に向けて、無理なく取り組めるおすすめの参考書を4冊紹介します。
■タイプ別比較表(基礎レベル)
| 参考書 | わかりやすさ | 演習量 | 実戦力 | タイプ |
|---|---|---|---|---|
| とってもすっきり 英語長文 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | 解説型 |
| ハイパー英語教室 中学英語長文1 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | 解説型 |
| 中学 トレーニングノート 英語長文 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | 演習型 |
| 10日でできる 英語長文(基本) | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | 短期型 |
①高校入試 とってもすっきり 英語長文
英文の読み方や設問の考え方を丁寧に解説してくれる参考書で、「なぜそうなるのか」を理解しながら進められます。
長文に苦手意識がある中学生でも取り組みやすく、基礎からやり直したい人に最適です。読解の土台をしっかり作れる1冊です。
👉 長文が読めない人の最初の1冊
②ハイパー英語教室 中学英語長文1
英文の構造や意味の取り方を細かく解説してくれる参考書で、なんとなく読む状態から抜け出せます。
主語・動詞の関係や文の区切り方を意識できるようになり、読解の基礎力が大きく向上します。長文が苦手な原因を根本から改善したい人におすすめです。
👉 読み方をしっかり理解したい人向け
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③中学 トレーニングノート 英語長文(標準)
シンプルで無駄のない構成が特徴の問題集で、長文に慣れるための演習に最適です。
毎日1題ずつ進めやすく、継続しやすいのが大きな強み。問題数も適度にあり、繰り返し取り組むことで読むスピードと理解力を自然に伸ばすことができます。
👉 毎日コツコツ演習したい人向け
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④高校入試10日でできる 英語長文(基本)
短期間で長文の基礎を確認できるコンパクトな問題集です。重要ポイントが整理されており、効率よく復習できます。
長文に慣れていない人の導入や、入試前の最終チェックとしても使いやすい1冊です。
👉 短期間で基礎を固めたい人向け
【標準レベル】偏差値55〜65
偏差値55~65は、基礎がある程度身につき、「長文で点数を取る力」を伸ばしていく段階です。
このレベルの中学生は、文章自体はなんとなく読めるものの、設問でミスをしたり、点数が安定しないという課題を抱えていることが多いです。原因は、読解の精度不足や演習量の不足にあります。
そのため、標準レベルでは「問題演習」を重視し、長文に慣れることと同時に、設問への対応力を鍛えていくことが重要になります。また、解きっぱなしにせず、復習を通してミスの原因を分析することも欠かせません。
ここでは、長文に慣れて得点を安定させたい中学生に向けて、入試レベルに対応できるおすすめの参考書を4冊紹介します。
■タイプ別比較表(標準レベル)
| 参考書 | わかりやすさ | 演習量 | 実戦力 | タイプ |
|---|---|---|---|---|
| ハイパー英語教室 中学英語長文2 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | 解説型 |
| 中学 トレーニングノート 英語長文(発展) | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | 演習型 |
| くもんの中学英文読解(スーパーステップ) | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | 演習型 |
| 中学 英語長文 標準問題集 | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | 標準演習 |
①ハイパー英語教室 中学英語長文2
丁寧な解説が特徴で、間違えた原因をしっかり理解しながら進められる参考書です。読めているつもりでも点数が安定しない人に特に効果的で、解き方の精度を高めることができます。
ミスを減らして安定して得点したい人におすすめです。
👉 読解の精度を上げて安定した点数を取りたい人向け
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②中学 トレーニングノート 英語長文(発展)
標準レベルの長文を数多く解ける問題集で、読解力を安定させるのに最適です。
毎日コツコツ取り組むことで、長文に対する慣れと処理スピードが向上します。継続して取り組める人ほど効果が出やすい教材です。
👉 演習量で差をつけたい人におすすめ
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③くもんの中学英文読解(スーパーステップ)
問題数が多く、繰り返し演習することで長文に対する安定感を身につけられる参考書です。段階的に難易度が上がる構成で、無理なくレベルアップできます。
基礎から標準への橋渡しとしても使いやすい1冊です。
👉 長文慣れで安定感を求める人向け
④中学 標準問題集 英語長文
クセのない標準的な問題が多く、入試レベルの長文に幅広く対応できます。特定の対策に偏らず、バランスよく力を伸ばせるのが特徴です。
メイン教材というよりは、補助的に使って演習量を増やしたい人におすすめです。
👉 バランスよく仕上げたい人におすすめ
【上位レベル】偏差値65以上
偏差値65以上は、すでに基礎的な読解力が身についており、「入試で差をつける力」を伸ばす段階です。
大阪府の公立高校入試では長文の配点が高く、読解力の差がそのまま合否に直結することも少なくありません。そのため、上位校を目指す場合は、より難易度の高い長文や実戦形式の問題に取り組む必要があります。
このレベルでは、単に読めるだけでなく、「素早く正確に読む力」「設問に対応する力」「時間内に解き切る力」を意識してトレーニングすることが重要です。
ここでは、難関校合格を目指す中学生に向けて、実戦力をさらに引き上げるための英語長文参考書を4冊紹介します。
■タイプ別比較表(上位レベル)
| 参考書 | わかりやすさ | 演習量 | 実戦力 | タイプ |
|---|---|---|---|---|
| 中学 ハイクラステスト 英語長文 | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ | 発展問題 |
| 最高水準問題集 中学英語長文(シグマベスト) | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ | 難関対策 |
| くもんのハイレベル中学英語長文読解(スーパーステップ) | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ | 演習型 |
| 全国高校入試問題正解 英語 | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★★ | 過去問 |
①中学 ハイクラステスト 英語長文
標準レベルを超えた応用問題が多く収録されており、難関校対策に最適な問題集です。文章の難易度も高く、内容理解や論理的に読む力が求められます。
ここまで仕上げれば、入試本番でも安定して高得点が狙えます。
👉 入試で差をつける1冊
②最高水準問題集 中学英語長文(シグマベスト)
思考力を問う問題ややや難しめの長文が多く収録されており、上位校対策として非常に効果的な問題集です。単なる読解だけでなく、設問への対応力も鍛えられるため、得点力アップに直結します。
安定して高得点を狙うための重要な1冊です。
👉 難関校対策の王道
③くもんのハイレベル中学英語長文読解(スーパーステップ)
発展レベルの長文を数多くこなせる問題集で、読解力を安定させたい人に最適です。
問題量がしっかり確保されているため、繰り返し解くことでミスが減り、安定して得点できる力が身につきます。難しすぎず、実戦に近いレベルで演習できるのも強みです。
👉 演習量で“安定感”を作りたい人におすすめ
④全国高校入試問題正解 英語
全国の高校入試問題を収録しており、本番に近い形式で演習できます。出題パターンや時間配分を実戦的に身につけることができ、仕上げに最適です。
弱点の発見にも役立つため、最後の総復習として非常に効果的です。
👉 本番形式で仕上げたい人向け
レベル別おすすめルート
ここでは、高校受験に向けた英語長文のおすすめ参考書ルートをレベル別に紹介します。自分の偏差値や理解度に合わせて、無理のない順番で進めましょう。
偏差値50前後(長文が苦手な人向け)
偏差値50前後の中学生は、まず長文の「読み方」を身につけることが最優先です。
単語や文法はある程度わかっていても、長文になると読めなくなる人は多く、その原因は「英文の読み方」が身についていないことにあります。
おすすめは、解説が丁寧な参考書「とってもすっきり 英語長文」で読み方を理解し、その後にやさしめの問題集「ハイパー英語教室 中学英語長文①」や「中学 トレーニングノート 英語長文」で演習を重ねるルートです。
このルートでは、英文の読み方を理解しながら、少しずつ長文に慣れていくことができます。いきなり難しい問題に挑戦するのではなく、段階的にレベルを上げていくのがポイントです。
このルートは、長文がほとんど読めない人や、英語に苦手意識がある中学生におすすめです。
偏差値55〜65(点数を安定させたい人向け)
偏差値55〜65の中学生は、長文にある程度慣れているものの、点数が安定しない段階です。
このレベルでは、「なんとなく読む」状態から抜け出し、設問に正確に答える力を身につけることが重要になります。
おすすめは、標準レベルの問題集「ハイパー英語教室 中学英語長文②」を繰り返すことです。
併せて「中学 トレーニングノート 英語長文(応用)」や「くもんの中学英文読解」などの問題量の多い参考書も使い、読解の精度と演習量を増やしていくルートです。
このルートでは、問題演習を通して読解力を安定させることができます。解きっぱなしにせず、復習でミスの原因を分析することが、点数アップのカギになります。
このルートは、英語の点数を安定させたい人や、長文でのミスを減らしたい中学生におすすめです。
偏差値65以上(上位校を目指す人向け)
偏差値65以上の中学生は、基礎的な読解力が身についているため、入試で差をつけるための「実戦力」を鍛える段階です。
大阪府の公立高校入試では長文の配点が高く、ここでの得点が合否を左右します。そのため、難易度の高い長文や実戦形式の問題に取り組むことが重要です。
おすすめは、「中学 ハイクラステスト 英語長文」や「最高水準問題集 高校入試 英語長文」などの応用問題に挑戦することです。難しい初見の問題に対応できる読解力が身につくでしょう。
さらに余裕があれば、「全国高校入試問題正解 英語」などの入試問題を使って仕上げるルートです。
このルートでは、難問への対応力と実戦力を同時に伸ばすことができます。最終的には、本番と同じ形式で解ける状態を目指しましょう。
このルートは、北野・天王寺レベルを目指す人や、高得点での合格を狙いたい中学生におすすめです。
まとめ|英語長文は「正しいやり方」で必ず伸びる
大阪府の高校受験で英語の点数を伸ばすうえで、長文読解は最も重要な分野のひとつです。特に公立高校入試では長文の配点が高く、読解力の差がそのまま得点差につながります。
長文対策で大切なのは、やみくもに問題を解くことではなく、正しい順序で学習することです。
- 自分のレベルに合った参考書を選ぶ
- 「理解 → 演習 → 復習 → 音読」の流れを徹底する
- 毎日コツコツ長文に触れる
この3つを意識するだけで、読解力は確実に伸びていきます。
また、長文は単語や文法の知識と密接に関わっているため、基礎が不安な場合は並行して復習することも重要です。
英語長文は一見難しく感じますが、正しい方法で継続すれば必ず読めるようになります。早い段階から対策を始めて、入試本番で安定して得点できる力を身につけましょう。
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